ある滞西録
関空を発ち、ヘルシンキに向かう機上にいる。大阪の夜景がみるみる遠ざかり、故郷の風景や家族の顔が浮かんで胸を締め付ける感傷に少し涙ぐんでしまう。時折、わたしは自分がいつまでも大人になれない子どものように感じる。
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